ベルトを輝かせることが出来るのは?
(出典:新日本プロレス公式)
11月も残りわずかとなり、現在開催中のWTLも中盤戦へと進んできた。
それが終われば、いよいよダブルドームが近づいてくるということになる。
以下の記事にも書いたが、ダブルドームの核となるのは、
2冠王をめぐる攻防であることは間違いない。
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では今回はその2冠に関わる、4名のレスラーの中で、
誰がその座にふさわしいか考えていこうと思う。
もちろんファンの皆さんそれぞれに違いがあることは理解しているが、
自分の想いを書いていこうと思うので良かったらご覧いただきたい。
実績・人気
まずはわかりやすくこれまでの実績をまとめてみる。
ベルト戴冠数
オカダ・カズチカ=IWGPヘビー級5回。IC0回
内藤哲也=IWGヘビー1回、IC4回
飯伏幸太=IWGPヘビー0回、IC1回
ジェイ・ホワイト=IWGPヘビー1回、IC1回
改めてみるとIWGPヘビーにおける、オカダの実績は圧倒的である。
内藤・ジェイとも戴冠経験はあるが、両者とも短命であるし、
飯伏に至ってはいまだIWGPヘビーは戴冠できていない。
振り返ってみても、ICは時により移動している印象が強いが、
IWGPヘビーに於いては、基本オカダが巻いているという印象が、
ファンにあることは事実かと思う。
すなわち強さの象徴=チャンピオンであるなら、
オカダが圧倒的にふさわしいと言えるだろう。
しかし強いだけではチャンピオンがつとまらないのがプロレスである。
これは他のスポーツに於いては当てはまらないのかもしれない。
だがこれこそが面白みであるとも言える。
人気はなかなか数字には表れにくいので、主観が入ってしまうが、
やはり内藤哲也が一番ということになるのだろうか?
やはり内藤哲也、そしてロスインゴのグッズを身に付けているファンの数は、
他の選手と比べ圧倒的に多いのは事実である。
そして会場人気、これは声援等が主な目安となるが、
こちらも内藤哲也が筆頭であると思われる。
ジェイに関しては声援ではなく、ブーイングとなるわけだが、
これをファンの反応と考えれば、その人気は高いと言えるかもしれない。
これらを総合すると、実績ではオカダ、人気では内藤と予想通りの結果となる。
ではこれに2冠王への想いや、獲得後のビジョンなどを加えればどうなるのか?
2冠王への想い、その後のビジョン
まず明確に自分の想いを伝えているのは、オカダカズチカである。
IWGPヘビーこそ最強であり、最高。唯一無二のベルト。
だからIWGPヘビーにしか興味がない。
簡潔に言うと、2冠王には否定的であるということだ。
つまり2冠王戴冠後のビジョンはオカダにはない。
それどころか、もしオカダが勝ち抜いても2冠王を名乗ることはないと思う。
そういう意味では2冠王に最もふさわしくないと言えるかもしれない。
残り3名に関しては、それぞれ違いはあるが2冠王への想いは強いと言えるだろう。
ただ2冠王者になると言い出したのは、内藤哲也であることは忘れてはいけない。
以前にも書いたことがあるが、飯伏、ジェイに関しては語弊が有るかもしれないが、
それに乗っかったゆえの発言ともとれる。
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したがって思いという部分では内藤哲也に分があると思うが、いかがだろうか。
では最後に現在の活動や、今後のビジョンについて。
公に一番口に出しているのは、間違いなくジェイと言えるだろう。
対戦相手の内藤哲也が口を閉ざしているのとは対極に、
毎試合内藤、そして2冠についてコメントを出している。
オカダと飯伏に関しては現在のWTLは、後半戦のみの出場となっており、
その言葉を聞くことはない。
また自分が知る限り、他の媒体等で発信しているということもなさそうである。
(見逃している場合はお詫びします。)
ジェイの行動を見ると、ヒールなりに新日本のことを考えているということが
自分には良く伝わってくる。
若干27歳ながら、新日本のトップを担っている責任感が強いのだろう。
戴冠後のビジョンに関しては、オカダも含め誰も具体的には語っていないと思われる。
つまり本人たちもいまだ手探り状態であるということなのかもしれない。
こちらに関しては、今後の発言を注目していきたいと思う。
自分も含めたファンにとっては、2冠戴冠後どうするのかは
非常に興味があることは間違いないはずだ。
ここまでいろいろ書いてきたが、結局誰がふさわしいということに
結論は出ないと思う。
先述したが、答えはそれぞれのファンの中にあるということだろう。
あえて最後に自分の意見を書くとすると、
2冠の流れを作り、そしてここ数年貢献に比例した対価がなかった、
内藤哲也に史上初の称号を与えてあげて欲しいと思っている。
答えは1.5までトランキーロということであるが・・・・。
では今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今後のドームまでの流れもしっかりと追いかけていきたいと思います