2つのベルト。それぞれが持つ思い。
(出典:新日本プロレス公式)
この3連休最終日には、
とうとう運命の両国決戦。
2冠論争を含む、
この二つのベルトの行方も、
大方の方向が見えるはず。
現王者は
IWGPヘビー オカダカズチカ
IC ジェイ・ホワイト
権利証 飯伏幸太
そして挑戦者は
IWGPヘビー SANADA
IC 未定
権利証 EVIL
ICに関しては、未定だが後藤、内藤、
タイチなどが考えられ状況。
ベルトを持つ者、そしてその挑戦者には
それぞれ思いがあり、
それをいろんなところで話している。
今回はそんなことを書いてみようと
思います。
IWGPヘビーこそが欲しい
このように話しているレスラーは3選手。
オカダ、SANADA、そしてEVILです。
まずオカダに関しては
2012年の初載冠以降、
ほぼチャンピオンであり続け、
そのベルトの価値を、
自らの価値とともに
高め続けた男であり、
今となってはオカダを倒してこそ、
チャンピオンというほど
絶対的な存在です。
そんなオカダですから、
このIWGPヘビーには
絶対的な価値があり、
唯一無二のベルトである
といろんなところで話しています。
まさにオカダが言うと、
これ以上ない説得力があります。
続いてはSANADA。
こちらも参戦以降、
IWGPヘビー以外のシングルには
挑戦したこともない。
そしてこのプロレス界で
一番輝いているベルトだけが
欲しいとこちらも語っています。
現在のSANADAなら
資格は十分ですから、
本人としてもぜひとも
勲章が欲しいところです。
今、プロレス界で
最も華のある男の腰に、
この一番輝くベルトが
巻かれることとなり、
SANADAの言う通り、
プロレス界の希望と
なりえるのかに注目です。
そして最後はEVIL
EVILの根底にあるものは、
Made in NewJapanという
プライドかと思います。
上の二人もそうですが、
現在の新日のトップどころは
そのルーツを他に持つレスラーが
多いことは事実です。
この新日最高峰のベルトは、
生え抜きの俺が持っているべき
という思いは誰よりも
強いかもしれません。
それが、『このベルトを一番欲しているのはオレ』という
発言につながっているのでしょう。
そんな熱い男は、
まず飯伏選手から権利証を獲って、
そのうえで運命の一戦という、
ドームでのSANADA戦に
たどり着けるのか。
今まで一度も動いたことの無い権利証。
そのジンクスという力を、
自らの闇の力で
動かすことが出来るのか?
こちらにも大注目です。
史上初の偉業
ご存知の通り、ICが作られてから
IWGPヘビーと
同時に巻いたレスラーは存在しない。
だからこそ、
今年のドームで内藤哲也は、
史上初の偉業を目指すと言い出した。
そして歴史に名を残したいと。
これはプロレス大賞も連続で獲得し、
G1もIWGPヘビーも巻いた、
内藤哲也にとって、
ドームのメインで
勝利するという夢とも違う、
新たな夢ということになるはずです。
もしこの偉業が叶うのであれば、
間違いなく、
もう一つの夢も叶っているはずです。
その先には新たな夢、
ドームツアーなどが
待っているかもしれません。
この内藤哲也に続いたのが、
飯伏幸太とジェイ・ホワイト。
今年のG1優勝者と準優勝者。
まずは飯伏幸太がG1優勝会見で、
こんなことをぶち上げました。
『1.4でIWGPヘビーに挑戦。
それに勝って1.5でIC王者に挑戦』と。
この発言で潰えたに見えた、
内藤哲也の野望が復活したわけです。
それに続いた男が、
今新日で最もブーイングを浴びる
最強ヒール、ジェイホワイトです。
アメリカ大会での試合後、
内藤哲也を襲い、
そして高らかに、
2冠奪取を宣言しました。
『2冠王になることこそ、運命』
という言葉とともに。
そして9.22では大方の予想を覆し、
内藤哲也からベルトを奪い、
2冠争いのトップに
君臨しているといえるでしょう。
やはりこの若き王者こそが
New Eraの主人公に
ふさわしいのでしょうか。
そして今はここに、
後藤洋央紀、タイチが
絡んでいる状態です。
昨日の記事にも書きましたが、
ICに関してはすんなりいくとは
到底思えません。
(昨日の記事はこちら⇩)
この2冠、IWGPヘビー、IC戦線は、
各所で予想はされていますが、
本当にどうなるのか見えていません。
この展開は新日にとって、
正直久しくなかったものです。
予定調和から混迷へ、
針を振り切ったのかもしれません。
もしかすると、それこそが今の新日本が目指しているモノであり、
僕たちファンが
見たい景色かと思います。
秋の両国決戦までは、
あと2日・・・です。
では今回も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
良かったらポチッとお願いします!